2015年06月04日

無茶振りに応えてくれた街の話 in Atlanta,GA & Huntsville,AL

筆が止まってから随分と時間が経ってしまった
当然ながら鮮度も下がってしまっている 
それでも書き終えなければというただただ
自分が自分に対して責任を果たすかのようなブログを
いったい誰が読むんだという疑問はひとつ置いといて
記憶の冷凍庫を開け 電子レンジで解凍してみることにしよう

4/11

快適な目覚めである シャワーを浴び出発の準備をする
今夜はジョージア州アトランタの郊外にあるピザ屋でのライブだ
なんとなくメールのやりとりから不安な感じはあったのだが
案の定 地元のキッズ(マットとクリス)にブッキングのデイビットが無茶振りをして
いて 着いてから出演者は僕らだけでドラムもないという事を
はっきりと把握する ピザ屋の主人がとりあえずピザでも
食べなさいと特大のピザをご馳走してくれる(調子に乗って頼み過ぎる)

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今回 無茶振りを受けたマットがいろいろ連絡してドラム貸して
くれる人を探すが見つからず 結局 アコースティックセットで
やることに ピザ屋のみんなと4人のただピザを食べに来た普通の家族
カウンターにいたカップル おそらくピザ屋の常連であろうおじさんと
マットとクリスの前でとてつもなく簡素なPAシステムで披露する
思いのほか出来るものである 僕らはいつの間にかどんな環境でも
音楽が出来るようになって来ていると実感する 

ピザ屋の人達がこぞってレコードを買ってくれる そして
ピザまでご馳走になっている上に この状況だからさすがにと
思ったがトキロックが交渉するとちゃんとデイビットから言われていた
額のギャラを貰えたのである 

IMG_2350.JPG
ここのピザ屋のトイレには忍者用の出入り口がある

終ってマットとクリスの家に泊めてもらう 
二人とも日本のアニメと漫画と音楽と野球が大好きで 
そういった話で盛り上がる 
(そんな二人は8月に日本の音楽のドキュメンタリーを撮りに
やってくる事になっていて僕らの事も撮りに来る予定なっている)
マットもクリスも途中からキマり始め凄いテンションになっている
朝方まで宴は続いたのに
みんな 朝 ちゃんと目覚め普通に出かけていった 
こいつらの日常はどうなってんだと思う 

4/12
アトランタからアラバマ州ハンツビルへ向かう 
今夜はバーでのライブである そして昨日同様
デイビットの無茶振り感が漂っている 

昼過ぎに到着したので溜まっていた洗濯物を持って
コインランドリーへ 
でっかい洗濯機が回る回る回る

ロードインの時間にバーに向かう
周りの店はすべてしまっていて閑散としている
バーの扉を開く ダーツをしているカップルと
カウンターで飲んでるなじみであろう客が3,4人
テーブルに2人
やはり今夜も出演者は僕らだけだ 
無茶振りに応えてくれたのはこの店の店主で
ドラムの事ももちろん聞いてなく すぐ知り合い
何人かに電話して借りてきてくれた 
僕らはドラムがくるまでダーツをして待っていた

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誰も僕らが演奏することを望んでないような
状況である 僕らは試されている こういった
状況でどういったライブをするかを

綺麗事ではなく ここにいる10人足らずの客が
皆 レコード買って帰るようなライブを出来るどうか
だけの勝負をする 
そして 僕らは全力で僕らの音を鳴らした
決して悪いライブではなかった が 日本人5人が
鳴らす 一風変わったサウンドは
このバーのお客さんには届かなかった
そんな夜であった 終ったあと決して冷たくされた
わけではない みんな 良かったよと言ってくれた
しかし それは 遠くからわざわざこんな街までやって来てくれて
ありがとうみたいなニュアンスのものだと僕は感じていた

こんな感じでもギャラはちゃんと出るのであるから
アメリカの仕組みはどうなっているのかわからない
そういう風習なのだろうか

昨日に続き 盛り上がりにかける感じであったが 
ちゃんと店の人もとも繋がり 次ぎ来る時は
直で連絡くれれば ちゃんと組むからと約束してくれる
こういう事を積み重ねる事が僕は好きである
誰かの力でいろんな途中をすっ飛ばしていい思いをする
のも悪くないが それだけでは味気ないし きっと
その誰かがいなくなった時 きっとバンドは路頭に迷うだろう

今夜の宿は無い そのまま次の街 ニューオリンズへ向かう
実はこの時点で まだニューオリンズでのライブ決まっていない
 

 





posted by ギガディラン at 00:15| 埼玉 ☔| Comment(0) | ツアー日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする