2016年07月13日

自分の人生は自分のものであるようで自分のものではない。

先週末はバンドメンバー3人で選挙に行った。
特に誰に入れるとか、各党の政策に対しての議論などすることはない。
話したことと言えば、民進党の人のポスターがやけに色褪せたような色
で印刷されていて、これは色褪せてるように見えるねえという下らない
話をしただけである。

結果が出てからも、特に話すことなく、生活も何ら変わることなくで
ある。そして今思っているのである。僕が入れた人は落選したが、
ああ良い国だなと。

先日、実家に行った時に
母からちゃんと今後の人生を考えなさい的な事を言われた。
ちゃんと人生を考えるという事と、不安を煽る(煽られる)という事
は違う。向こうからすると僕が言ってる事は世捨て人のような戯言の
ように聞こえているかもしれないが、世捨ててない人たちが日本的資本
主義の歯車の中で自分の今や未来を憂えいている現状があるとすれば、
それは豊かさを当たり前に手に入れた日本人の欲深さだと僕は感じて
いる。ちゃんと人生を考えれば考えるほど、僕らはなんて恵まれた国に
生まれ育ってきたんだという事を思い知る。
とは言え問題はいつの時代も山積みなことも知識としては知っている。
政治家に求めること以上に自分がどうあれば国にとっていいのかを
考えたりしている。まずは健康を心掛けることが大事である。自分の不摂
生で健康を損ない病気になることが何より税金の無駄遣いであるし、僕ら
の世代が畳の上で死ねるよう最善を尽くすことが次の少ない子供達の世代
の負担を減らすことに繋がるわけである。どうか若い内から毎年、健康
診断には行って欲しいなと切に思う。軽い運動も大事である。食生活も
大事である(行き過ぎた健康哲学にハマるのはどうかと思うが)。
"元気があれば何でも出来る"というアントニオ猪木の言葉をかつては笑い
ながら聞いていたが、今は最も胸に響く言葉である。
ミック・ジャガーを見てるとより胸に突き刺さる。

何やら話しがおかしな方向に行き始めたが、僕自身はこの一年の経験で
自分の人生は自分のものであるようで自分のものではないという感覚
を覚えた。目に見えないところで人と人は繋がっている。もちろん自然
とも繋がっている。自分はその繋がりの一つであるだけだと実感している。
こう書くと何か宗教的なものの匂いをさせてしまうかもしれないが、
僕の幸せが誰かを不幸せにすることもあるということ、僕にとっての
正義が人にとっての悪になることもあるということ。考えればキリがない
し考えてもどうしようもないことだが、その感覚を持っておくことで
自分自身の独善的な思想や行動が行き過ぎないような気がしている。

阿部さんにも三宅洋平さんにも密かにそれを感じるし、どちらの主張も
未来に対する責任感があるように僕は感じている。狙ってるゴールはそ
んなに違わないが、そのプロセスでぶつかりあってるだけで誰かにと
って都合がよくて誰かにとっては都合が悪くても人類の未来が少しづつ
良くなっていくなら良いじゃないかと。僕なんかはむしろ僕みたいな人間
に都合の良い政策ばかりやろうとしてる人の方が不安である。
人生は楽でない、されど楽しみは無数に転がっていて感じる力を育めれば
ストレスとて心地よいものである。
老後が安泰という魔法のような政策があったとしたら、僕らは危機感も覚
えずサボるだろう。不安に感謝である。
子育て大変でいいじゃないかと僕は思う。女性の社会進出という欲がよう
やくカタチになり始めたばかりじゃないか。それと同時に男の子育てとい
う欲も少しづつカタチになり始めたばかりで、全ての欲求がたかだか数十
年で良い感じに満たされることなんてないのである。即効性のある薬のよ
うな一時的に救われた感ある政策に今を生きている僕らは惹かれるかもし
れないが。体質改善というは時間をかけてゆっくり良くなっていくもので
ある。
(急に痩せるってことは魅力的であるが、怖いことであると思ってるのは
僕だけだろうか、、、余談ですね。)
そもそも野蛮であった人類が徐々に殺しあうのは良くないよねって思える
ようになってきたのは20世紀を超えてからであり、ようやく今ここまで
到達してこれを次の世代にも繋げていこうとしてるところである。
何十手先の良い結果につながる一手を思いついてたりしてる勉強して賢い
人がいると信じて僕はその一手の結果が出るまでのその一手による苦難を
受け入れたいという思いである。
難しい話をしているようだが、自分にとって都合の良い今が、100年後の
不都合に繋がるという感覚を持つということである。その感覚が僕に節度
というものを教えてくれるのである。その感覚を持ってたとしても人は自
分が可愛いもので自分の都合を優先してしまうものですから。

ふう、ついつい纏まりのない思いを吐露してしまったが、実際纏まりなく
考え続け、行動に少しは移し、思い知っていくわけである。

敢えて纏めるとしたら、"人にやさしく"あれるようにということかもしれ
ない。

僕も小さな声で言おうとしてる。みんなガンバレ。
posted by ギガディラン at 23:34| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

それははっきり言える。

先月末にトキロックを連れてちょっとした旅をした。
外に出ること、人に会うこと。無感情を含め揺れ動き始めた感情と共に。
実際問題、所謂元気とはまだまだ言えない状態が続いている。

渋谷7th floorでのライブはとても緊張した。歌に気持ちが入れば入る
ほどギターが疎かになった。やってる時はそれでいいじゃないかと思え
たりしてるのだが、終わったあと恥ずかしい気持ちになる。
MCでgods/Quiz in USBの宣伝だけしたのだが物販担当のトキロックが
USBだけ忘れて来てたというミラクル発覚。買いに来てくれた人、
ごめんなさい。
この日は友達もいっぱいいて居心地良いような、自分が走れてない分
居心地悪いような、そんな気分をビールでカヴァー。
7thでイリイさんの仏顏を見ると少し気が楽になる。
誘ってくれたThe flying uncleセキヤマ君には感謝である。素敵なステージ
を用意してくれてありがたかった。何よりリリースおめでとうである。
素敵な写真を撮ってくれた方がいました。
http://miumeowphoto.tumblr.com/post/146605122511/gigadylanof-mothercoat-7th-floor-26-june-16

そのまま笹塚のチエッホ画伯の家に泊めてもらう。ちょうど旦那はツアー
で居なかったのだが、結婚式のアルバム等を見せられ、幸の洪水トークを
繰り広げる画伯を見て、今の旦那に出会えて本当に良かったなと思った。
トキロックもチエッホと話せて良かったと言っていた。

早起きして茅ヶ崎の方へ車を走らす。
葉山にある北インド料理の店(http://appughar.jimdo.com/)
にカリーを食べに。

早く着きすぎたので別荘を持っている芸能人を気取りながら開店を待つ。

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カリーはちょと欲してた味と違った。この味が好きな人はとても
好きだと思われる。

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鎌倉に寄り道。鎌倉の大仏を拝んだ。月並みな言い方であるが
大仏はやはり大きかった。
トキロックは大仏と話をしたらしい。
心配である、、、

渾身の仏顏を作ったつもりだったが、、、

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大仏の喉仏を見上げる。

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江ノ島に寄り道。江ノ島も初めて行く。
海岸沿いあった足つぼウォーキングロードを歩く。
トキロックは痛いところと内臓の疾患をリンクさせて、
どこそこが悪いとか言っていたが、こんなのは誰が歩いても痛いと
思う。(特に剣山みたいな石のところは)

夕暮れ、茅ヶ崎の海。海風と波の音に月並みではあるが癒される。

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茅ヶ崎に住んでいるトキロックのお友達の家で手巻き寿司を頂く。
昔、mothercoatのライブに来てくれたこともあって僕も挨拶くらいは
したことがあったんだけど、とても素敵な方で話していて楽しかった。
周りの友達がみんなちゃんと大人していることに触れることでどうしても
後で考え込んでしまうトキロックがいるのだが、それもまたこの旅の
醍醐味であるように思ったりしながら、食べきれないほどの海の幸を頂いて
子供が打ち解けてきたあたりでお別れし名古屋方面へ車を走らせる。

浜松あたりのSAで眠る。
曇っていたので車中泊でも暑くなく快適であった。
お昼はやはりカリーを求め、名古屋にある"かるだもん禁煙の店"という
変わった名前のお店へ行ってみる。置いてある本や店主の出す空気
に行き過ぎた健康哲学を感じる。そしてやはりカリーも哲学の味がする。
僕はとても美味しいと感じたがトキロックはそうでもなかったようだ。
この日は以前、大阪ツアーの際には必ず宿泊していた個人無料ホテル
"よしおか"のオーナー兼某イベント会社のホープだった男、吉岡星が
ガラス職人になると言い残して大阪を去り早4年。気になりつつも
会いに行く機会を作らずここまで来てしまっていたのだが、この機を
逃すことなかれと、愛知県は瀬戸市へ。瀬戸物の町でガラス?と思った
がどうやらガラスに必要なものが陶器に必要な土の不必要な部分から
取れるらしく(大雑把に言われて大雑把に解釈した。)瀬戸市には陶器、
磁器、ガラス職人を育成する市の施設があり。今はこの町で作品を作っ
てるそうだ。気になった方は是非彼のことをチェックして欲しい。
http://yoshiokasei.jimdo.com/
https://www.instagram.com/sei__ies/
ガラスの窯は基本的に火を消せないらしくずっと点けていないといけな
いという個人で窯を持つことはセレブの顧客に火を点け続けないと難し
いだろうと思われ。僕らで言うと自宅スタジオにオールドNEVEの卓を
導入し200ボルトの電源を引き、それをメンテし維持し続けるような話
である。
寂れてしまった商店街にてお互い再起を図り合おうではないかと。

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久びさの再会ではあったが、お互いの状況が変わった以外は何も変わる
ことなく、タイムスリップ感満載の家で落ち着くことこの上なく、呑み
に行ったキング オブ 昭和な飲み屋も途中本筋の人が入って来て30分ほ
ど空気が一変したこと以外は最高のシチエーションで、トキロックも悩み
を酒も呑まず打ち明けてみたりと山田洋次監督「バンドマンはつらいよ」
のワンシーンをNGなしの一発撮りで撮り終えたような気分になれた。
帰りに寿がきやのインスタント台湾ラーメンを買って帰る。
来客にやさしい吉岡は僕らに蚊帳を貸してくれ、きっと彼は一晩、格闘
することとなっただろう。ありがとう、百均で売ってるようなグラスで
なく彼が作ってるような作品と呼べるグラスでビールを飲めるように
我が人生も精進しようと思うばかりである。

名古屋から車を走らせ伊勢へ向かう、伊勢神宮に行った記憶はないが
小学校の修学旅行は伊勢だったので行ってたかもしれない。
津市を越えたあたりから国道23号沿いには買わずに帰る事は許されない
と言わんばかりの帯びただしい数の赤福の看板に包まれる。一つの電柱に
何故か上下に2枚掲げてあり、もしや上の方は鳥に対してまでアピールして
いるのではと思ってしまうほどである。
ネット調べたところによると下宮からお参りするのが基本らしく、素直に
従う。あまりに無知故に、てっきり豪華でそこそこ煌びやかな神宮を予想
していたので正宮を前にして、警備の人にこれが正宮ですかね?と聞いて
しまったほど想像してたものと違い、よく言えば神秘的で秘めやかな
感じで驚いた訳だが、失礼な想像を詫び、気をとり直しお参りする。
トキロックは随分と長くお参りしていた。いつまでも参り終わる気配が
なかったので5分くらい待ったところで、「神様も忙しいから」と止めた
。内宮に向かう途中猿田彦神社にも参った。雨が降ってきたが、下宮の感
じからそんな遠くないだろうと思って傘を差さずに橋を渡って行ったが
これまた予想に反して奥深いところにあり、びしょ濡れになる。
内宮の正宮はより秘めやかでより近寄りがたく神頼みすることさえ恐れ
多い気にさせられ、「参りました、自力を信じてなんとかします、どうか
気を悪くされませんように」と雨に打たれながら帰ってきた。
罪悪感と責任感で赤福を購入。松坂牛串を1本買い、トキロックと食べる。
一緒に売っていた飛騨牛との200円の差がどんなものか試してみたかった
が、ここは"やっぱり松坂牛は美味しいね"でいいじゃないかと車に戻る。

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鈴鹿にある儀賀家の墓もついで参って実家に帰る。

あくる日、姫路城に行く。中に入るのは初めてである。全部を見て回った
ら2時間くらい掛かった、きっと隈なく見ていく人は4時間くらい掛かる
と思う。この高低差を着物で行き来してたことが想像出来ない。訪れてい
た人の殆どが海外から旅行者であったことが何故か嬉しかった。

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17年間、殆どの時間をバンド活動に費やしてきた(脳内は特に)ように思う。
観光という名目でどこかに訪れるという発想などなかった。ツアーしてれば
自ずといろんな所に行け、ついでにいろんな人と場所に触れれるからそれで
満足していた。今後も出来ればそう在りたいと思うが、今はまだはっきりし
ない時間に身を任せている。僕自身はそういう時間の過ごし方は苦手であり
すぐに、こうだと言い切りたかったり、決めてしまいたかったりする質であ
るが、今は"待つこと"、"堪える"ことを学んでいる。
その事がきっと今後の人生の糧になっていくだろうと今は思っている。

道中、トキロックが笑うことは少なかった。その事を良しとしながらも、
たまにイライラしてしまうことも。カリーも大仏も海も城も僕らを楽しませ
てくれるわけではない、僕らが楽しみを見つけてるだけなのだから。

まあ焦ることはない、笑顔の方が良いと決めたのも勝手な僕だし。

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実家では母の小言に僕の大言で返す。あなたの話は難しいと言われる。
わかってるよ、僕の行く末が心配だということだろう。

帰りに大阪でcolumbia 8 http://columbia8.info/でカリーを食べる。
前に一度行って食べれなかったので食べれて良かった。
これもまた説得力のあるスパイスカリーで満足度高し。
そしてある男を連れて深谷に帰った。

はっきりという言えることはない。それははっきり言える。






posted by ギガディラン at 18:39| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする