2016年12月13日

A Hard Rain's A-Gonna Fall

パティスミスの"A Hard Rain's A-Gonna Fall"が素晴ら
し過ぎて鳥肌のスタンディングオベーションが止まな
かった。良くも悪くも今のディランはこんな風には歌
わないから。



僕がボブディランが歌ってる姿を見たのは、中学2年
生の時、NHKのBS放送でやってた"東大寺あおによし
コンサート"という番組だった。当時の僕のお小遣いで
はCDというものはとても高価なもので、雑誌の立ち読
みで気になったアーティストが出る音楽番組をチェッ
っクしてみるというのが僕の拙い音楽ライフの始まり
であった。そしてフォーク少年であった僕はそうそう
たるアーティストが影響を受けフォークの神様と呼ば
れているボブディランが気になっていたのだが、なか
なか日本のテレビで見れる機会がないまま16歳にな
ってしまっていたのだが、ギガ家にお付き合いのある
電気屋さんのセールストークの賜物でBS放送が見れる
Panasonicのテレビが導入され(屋根に小さいパラボラ
アンテナがついた時はえらく感動したものだった。)
そこから聴ける音楽の幅が広がったのである。
NHKのBS2はギガ少年には刺激的でウッドストック
`94をずっとやってたりして、ライブもさながら、お客
さんがおっぱい出してることの方に興奮したりしてた
り、たまにWOWOWが無料放送でライブをやってたり
してよくチェックしてはその日を待ち遠しく感じなが
ら日々を送っていたものである。
話しはそれたが、僕は初めて見たディランに度肝を抜か
れたわけである。とにかく何だこの変な声はと思ったし
そしてびっくりするくらい愛想がなく、客を煽ることも
なくただ歌って去っていったディランにびっくりした
のである。だから僕が初めて聴いたディランの曲は
"A Hard Rain's A-Gonna Fall"なのである。



ディランのノーベル文学賞の受賞スピーチもまた素晴
らしかった。何度も書いては書き直して、もしかした
ら家族や友人にこんな感じで大丈夫かな?なんて相談
しながら仕上げたんじゃないかなんてことを想像する
となお味わい深く、日本酒を飲みながら(最近はビール
より日本酒のお燗にはまっている)、憧れのディランは
未だ僕を裏切らず、僕に10代の頃のようなワクワク
を与えてくれる唯一無二の存在だなあって黄昏れたり
してしまっている。

あの人のようになりたいという想いが積もれば積もる
ほどあの人には出来ないような音楽を作りたくなるも
のである。




posted by ギガディラン at 02:31| 埼玉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする