過去を振り返ることも特にないくらい今に夢中に生きてこれた。ラッキーであった。
その分、忍耐というものを学び損ねた。今ようやく学ぶ機会を得た。そう捉えれれば今とてラッキーである。
理由はわからないが裏の水路がこんな感じなっていた。

僕は抹茶のシフォンケーキがびっしり詰まってるようにしか見えないと言った。
トキロックは汚染が進んでいると言った。
ジュンは何も思わなかったと言った。
3人で珈琲館に行った。
僕が触発され抹茶のシフォンケーキを食べたくなったからだ。
抹茶パフェと抹茶アイス付きパンケーキしかなかった。僕は結局アイスコーヒーにした。
トキロックはなんだかんだ触発されており抹茶アイス付きパンケーキにしていた。
ジュンは珈琲館にはデキャンタがあっていいんだよと僕が熱弁した後、レギュラーコーヒーを頼んだ。
腰を据えてバンドの話をした。
トキロックにバンド休むか?と僕が言った。
雲行きが怪しくなり、天も気を使ってくれたのか急に豪雨となった。
流れに身を任せよう、今は。トキロックは最後にそう言った。
トキロックを家に送って、一人で少しドライブした。
向日葵と目があった。また晴れた日に来てくれと言われてる気になったが、うなだれていてもそこそこ絵になってるじゃないかとも思った。

帰ってきたら水路の抹茶のシフォンケーキは跡形もなく、荒れ狂うカフェオレに変わっていた。
トキロックにそう言ったら、私も同じこと思ったよと言った。

